ジョージ・コリアス 超絶スピードドラミング スペシャルセミナー レポート

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● ジョージ・コリアス 超絶スピードドラミング スペシャルセミナー レポート

ジョージ・コリアス 超絶スピードドラミング スペシャルセミナー レポート

2013年 2月 15日(金)に行われた ジョージ・コリアス 超絶スピードドラミング スペシャルセミナーのレポートです。
当日 使用された機材をご紹介します。


● ドラムセット

ドラムセット ドラムセット ドラムセット
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ドラムセット Pearl Reference
A . 14 x 6.5 Snare
B . 12 x 5 Snare
C . 14 x 12 Tom
D . 8 x 7 Tom
E . 10 x 8 Tom
F . 12 x 9 Tom
G . 13 x 10 Tom
H . 14 x 14 Floor Tom
I . 16 x 16 Floor Tom
J . 22 x 18 Bass Drum

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ドラムセットは パール リファレンスシリーズ (カラー Rhythm Blue 197) を使用。 リファレンスは シェルの口径毎に プライ数・シェル材を変えて ドラムセット全体でバランスをとる発想から生まれたセットで、そのサウンドクオリティは 本番時でも威力を発揮、オケに合わせた演奏でも 爆音に埋もれることの無い 明快 明瞭な音を聞かせてくれました。

スネアはメインに リファレンス RF1465S/C、カラーは同じく Rhythm Blue 197、サブスネアとして プレイヤー左手側に FCP1250をセットしてます。 変わったところでは そのサブスネアのさらに左上側に 14 x 12 のタムを配置していました。

ドラムヘッドはEVANS、打面はバスドラムにEQ2 クリア、スネアにHD DRY、タムにG2 クリアと全て2プライヘッドを使用しています。 エクストリームメタル系のドラマーは ドット系ヘッドの使用率が高いのですが 彼の場合、倍音コントロールリングとサスティーンを短くする効果があるDRYベントホールを装備したHD DRYヘッドを使用し、タイトなスネアサウンドを作っていました。

チューニング自体は バスドラムもタムもスネアも全て 至ってノーマルな印象で、高速プレイのためにテンションを上げるなど、特殊な事をしている印象はありませんでした。 バスドラムのミュート量も最小限の毛布のみで抑えられています。 出音がハッキリするバランスの良いスティックと ビーターを使用し、大きなストロークと安定した打点を保つことで、超高速のタム回しでも音の粒がしっかりした高速フレーズを叩き出していました。

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● シンバル

シンバル シンバル シンバル
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シンバル Sabian Cymbals
1 . AAX Stage Hats 14
2 . AAX Metal Ride 20
3 . HHX Evolution Mini Chinese 14
4 . AAX Max Splash 7
5 . AAX Chinese 18
6 . HHX X-Tream Crash 17
7 . HH China Kang 8
8 . HHX Splash 10
9 . AAX Dark Crash 17
10 . AA MMini Hats 10 (Colese Only)
11 . HHX Power Crash 18
12 . HHX- Chinese 18
13 . AAX X-Tream Chinese 19
14 . AAX Metal Ride 23
15 . AAX O-Zone Crash 18
16 . AA Regular Hats (Remote)

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左右対称にチャイナを2枚ずつ、ライドを1枚ずつ、ハイハットを1組ずつ配置した形を基本とし HHX・AAXを核としたラインナップで揃えられていました。 高さもプレイ時の体の動きに無理が生じない 低めでセットされ、タム・シンバル共に多点数ですが ドラムラックを使用することで、スッキリと美しくまとめている点も見逃せません。

ハイハットは 14インチのAAXステージハットと プレイヤー右手側にリモートで13インチ AAのレギュラーハット、13インチタムの上にクローズのみの AAミニハット 10インチの3セットが組まれています。 左足側にある ハイハットスタンドは 2本足のH-2000を使用、キックペダルと間隔を空けてセッティングし アタッチメントを使用せず 自立させていました。 それに対し リモートハット RH-2000 のペダルは右足キックペダルに隣接ようにセッティングして マルチなペダルプレイを可能にしていました。

ライドは プレイヤー左右に 1枚ずつ インチ違いで AAXメタルライドがセットされていました。 左手側のライドは ハイハットと限界まで近接させてセットしてるのが印象的です。右手側のライドは イレギュラーサイズ 23インチAAX メタルライドを使い、これと 併用する形で そのすぐ上にセットされたAAX エクストリームチャイニーズ 19インチが活躍し クラッシュよりも チャイニーズシンバルを 多くセットすることで、ブラストビートを より活かすフレージングを組み立てていました。

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● キックペダル

キックペダル キックペダル キックペダル キックペダル キックペダル キックペダル

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気になるキックペダルは AXIS社の A-Lを使用。 その動きの安定感とスムーズさは 独特で ハマる人も多いキックペダルです。 バンド名の入ったフットボードは 特注で AXIS社に作って貰ったそうで 本人は かなり気にっていました。

ビーターは バスドラムの打面と距離をとった角度でセットされていました。 ジョージ氏曰く 「しっかりビーターアングルを確保しないと音量が下がってしまう」 とのこと。 事実、演奏時は 高速連打をしていた時も かなり大きな振り幅でビーターが動いていました。 スプリングは 調整ねじを締め切った状態で テンションを強くしていますが その踏み心地は AXIS独特のスムーズさがあり 殊更 重さは感じませんでした。

この日は 本人の意向で バスドラムにはマイクがセットされることなく トリガリングで再生した音源の音のみを PAに送っていました。 このゲート横につけられたトリガーは ヒットした・しない を検知し、ヒット時の強弱は 検知していません。 本人いわく 「No Dynamics」 だそうで 音の強弱は 必要としていないそうです。

バスドラム音源は Alesis DM5を 使用。 デモ演奏用のオケはノートPCで再生し PAと 自分のモニタリング用ヘッドホンに送っていました。 グラフィックイコライザーは ヘッドホン用のもので 音源の補正用には 使っていません。

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● クリニック

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・ Drum Shop ACT スタッフ 折井のレポート

ステージにセッティングされた美しい要塞ドラムセットを眺めながら 今か今かと、客席の期待が最高潮に達してるところに クリニックがスタート! いきなり 度肝を抜く超高速フレーズが満載の デモ演奏がプレイされます! 信じられない程のスピードと迫力のプレイは、予想を大きく上回る凄まじさでした。

2曲演奏された後 簡単な自己紹介があり、そしてまた2曲をプレイ。ドラムの鳴りが良く、生音でのセット全体のサウンドバランスも抜群に良いので プレイは激しくても 全く耳に痛くありません!
そのプレイも ただ単に速いだけでなく多彩なフレーズが組み込まれているので、まさに驚きの連続ですね! 重心が安定した姿勢から繰り出されるプレイは しなやかで動きも大きく、メチャメチャ カッコいいですね! 超高速で4枚のチャイナを叩き分ける爽快なフレーズは個人的にグッと来ました!

度肝を抜かれたデモ演奏 4曲が終わり 次に 奏法のレクチャーがスタート! 多くの高速ドラマーたちが知りたかった ブラストビート、2バステクニック、スイベル奏法などが 次々に解説されていきます。 さらに 他の音楽にも応用できるテクニックにも話が及び、充実した内容のレクチャーでした!
8ビートの中で バスドラムのパターン変えて 幅を広げるように、単調になりがちなブラストビートでも チャイナシンバルでアクセントを入れることでグルーヴとバリエーションを加えているそうですよ!
レクチャー中盤では なんと! ステージ前に出てきて 客席に背中を向ける形でバスドラムをセッティングし、 足の動きがよく見える形でジックリと解説していただきました! 足の動き、高速で動くビーターの動き、重心の取り方、全てが生で確認でき 非常に解りやすかったです!

クリニックの最後は超強力なデモ演奏2曲で締めくくられます。 圧倒的な安定感のドラミングは最後まで崩れることが無く、まさに鉄壁のメタルドラミングでした! クリニック終了後は、サイン会も行われ ファンの方には最高の記念になったのではないでしょうか。
終演後 ジョージ氏にお話を聞くと、今回 日本でのクリニックは初めてだったので、少し不安だったそうですが、百数十人もの ドラマーが集まってくれた事に 非常に喜んでいました。やはり ジョージ氏は ドラムに対して非常に真面目で、ドラムについて語りだすと誰も止められないほどの 非常に熱い方でした! 熱いドラマーの為に また大阪に戻って来てくれると約束してくれましたよ!

最後に、素晴らしいクリニックを披露してくれたジョージ コリアス氏、ご協力頂きましたパール楽器製造株式会社、SMASH、 会場の東成区民センターさん、そして何よりご参加頂いたドラマーの皆様、本当にありがとうございました。また素晴らしいミュージシャンをお招きしてクリニックを企画したいと思いますので、これからもドラムショップACTをよろしくお願いいたいます。
折井   

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